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Circulation誌から
トロポニンTやNT-proBNPは降圧治療が推奨されない心血管イベント⾼リスク例を同定

2020/01/24
山田 裕紀子=メディカルライター

 2017年の米国心臓病学会/米国心臓協会(ACC/AHA)の高血圧ガイドラインでは、高値血圧および低リスクの高血圧の個人では降圧剤治療が推奨されていない。しかし、積極的降圧治療からベネフィットを得られる可能性がある個人もいると推測される。今回の研究では、3件のコホート研究のデータを統合し、高感度心筋トロポニンTとN末端プロB型ナトリウム利尿ペプチド(NT-proBNP)を用いて心血管(CV)リスクを評価した。解析の結果、バイオマーカーによって、ガイドラインでは降圧剤が推奨されないが、降圧治療からベネフィットを得られる可能性のある個人が同定できることが示唆された。この結果は、Circulation誌2019年12月17日号に掲載された。

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