日経メディカルのロゴ画像

Ann Intern Med誌から
抗リン脂質抗体症候群にはリバーロキサバンは不向き
血栓イベント予防に使うとワルファリンより再発リスクが高い

抗リン脂質抗体症候群にはリバーロキサバンは不向きの画像

 スペインVall d'Hebron Research InstituteのJosep Ordi-Ros氏らは、抗リン脂質抗体症候群(APS)患者の血栓イベントを予防するための標準治療であるビタミンK拮抗薬(VKA)と、Xa阻害薬のリバーロキサバンを比較するランダム化比較試験を行ったが、血栓予防効果でリバーロキサバンの非劣性を示すことはできなかったと報告した。Ann Intern Med誌電子版に2019年10月15日に報告された。

 APSは動脈または静脈の血栓症や妊娠損失のリスクが高まる後天性の疾患だ。血栓イベントを経験したAPS患者は、ワルファリンを使用していても2~5%が血栓症の再発を経験すると報告されている。近年では、抗凝固療法のINRは標準的な2.0~3.0でよいのか、それとも3.1~4.0まで強化すべきかについて、議論が行われている。

この記事を読んでいる人におすすめ