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Ann Intern Med誌から
心不全患者のAFにもアブレーションが有効
6件のRCTを統合したメタアナリシス

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 米Mount Sinai病院のMohit K. Turagam氏らは、心不全患者(HF)の心房細動(AF)に対して、カテーテルアブレーションを行った場合と標準的な薬物療法を行った場合の治療成績を比較したランダム化対照試験(RCT)を抽出してメタアナリシスを行い、カテーテルアブレーションは深刻な有害事象を増やすことなく総死亡率などのアウトカムを改善していたと報告した。結果はAnn Intern Med誌2019年1月1日号に掲載された。

 HFの重症度が高いほどAFの有病率は高くなり、NYHA分類のクラスIの患者では5%だが、クラスIVでは50%と報告されている。カテーテルアブレーションは、薬物療法に反応しない症候性AF患者の治療法として確立しているが、現在のガイドラインでは、左室収縮機能障害がある患者と、左室駆出率(LVEF)が低い心不全(HFrEF)に対するアブレーションの適用は、クラスIIb(有用であることを示すエビデンスは確立されていない)に分類されている。一方、最近のRCTで、HFrEF患者に対するアブレーションの利益が報告された。そこで著者らは、AFがある成人のHFrEF患者を対象に、アブレーションと

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