厳格な血液管理の下、輸血なしで心臓手術を実施した患者は、輸血ありで心臓手術を受けた患者と比較して、術後合併症や長期の死亡リスクの上昇は見られず、一部の術後合併症や院内死亡、1年死亡のリスクは有意に低いことが明らかになった。米Cleveland ClinicのGregory Pattakos氏らが、信仰に基づき輸血を拒否する「エホバの証人」の患者と一般の患者を対象に行った研究結果で、論文は、Arch Intern Med誌電子版に2012年7月2日に掲載された。
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Arch Intern Med誌から
「エホバの証人」の心臓手術で術後合併症や死亡リスクは上昇しない
輸血を拒否する信者と輸血した一般患者の転帰を比較
2012/07/12
大西 淳子=医学ジャーナリスト
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