施設に入所している進行認知症患者を対象に、胃瘻チューブ挿入が新たな褥瘡形成の予防と既存の褥瘡の改善に役立つかどうかを調べた前向きコホート研究の結果が、Arch Intern Med誌2012年5月14日号に掲載された。著者の米Brown大学のJoan M. Teno氏らによると、胃瘻栄養は褥瘡の予防や改善に役立たないばかりか、新たな褥瘡の発生リスクを2倍に高める可能性が示された。
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Arch Intern Med誌から
認知症患者の胃瘻管理に褥瘡の予防・改善効果なし
新たな褥瘡の発生リスクを2倍に高める可能性
2012/05/25
大西 淳子=医学ジャーナリスト
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