長時間作用型吸入β2刺激薬(LABA)、カリウム保持性利尿薬、サイアザイド系利尿薬の使用が、夜間の下肢の有痛性筋痙攣(こむら返り)のリスクを高める可能性があることが、カナダBritish Columbia大学のScott R. Garrison氏らが行った疫学研究で明らかになった。スタチンによるリスク上昇は小さく、ループ利尿薬はこむら返りと有意な関係を示さなかった。論文は、Arch Intern Med誌電子版に2011年12月12日に掲載された。
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Arch Intern Med誌から
利尿薬やLABAがこむら返りのリスクを高める可能性
こむら返り治療薬処方との前後関係で分析
2012/01/04
大西 淳子=医学ジャーナリスト
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