段階的に圧迫の強さが変化する医療用弾性ストッキングは、深部静脈血栓症(DVT)の予防に広く用いられている。CLOTS(Clots in Legs Or sTockings after Stroke)Trials Collaborationの研究者たちは、膝下丈と大腿丈のストッキングの近位部DVT予防効果を比較する無作為化試験を行い、大腿まであるストッキングを着用した方がDVT発生率が有意に低いことを示した。論文は、Ann Intern Med誌電子版に2010年9月20日に掲載された。
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Ann Intern Med誌から
弾性ストッキングは大腿丈の方が近位部DVTを予防
膝下丈と比較した無作為化試験の結果
2010/10/12
大西 淳子=医学ジャーナリスト
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