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Endocrine Journal誌から
非高リスク甲状腺乳頭癌患者の予後に年齢が及ぼす影響

2022/08/05
井林雄太(田川市立病院/井林眼科・内科クリニック)

 甲状腺乳頭癌甲状腺の悪性腫瘍の中で最も多く見られる疾患である。本疾患の予後は一般に良好だが、特定の背景や臨床的特徴を持つ症例は侵襲性が高く、予後不良であることが知られている。

 高齢は、甲状腺乳頭癌患者の予後不良の予測因子として認識されている。しかし、アクティブサーベイランスの結果、1cm以下の甲状腺乳頭癌では、年齢の若さが病勢の進行と関連しているというパラドックスがある。

 本研究は、甲状腺乳頭癌の超低リスク群、低リスク群、中リスク群に属する患者の年齢と予後の関係を検討したものである1)

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