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Clinical Gastroenterology and Hepatology誌から
内視鏡的肥満治療はNAFLDの有益な治療か?
胃内バルーン留置、スリーブ状胃形成、吸引療法など選択肢は様々

 減量を目的として行われる内視鏡的肥満・代謝治療EBMT)が、非アルコール性脂肪性肝疾患NAFLD)にも有益であることが示された。これはシステマティックレビューおよびメタ解析の結果であり、Clinical Gastroenterology and Hepatology誌3月号で報告された。

 EBMTは肥満・代謝障害の治療法として開発され、米国では胃内バルーン留置術(IGB:膨らませたバルーンを内視鏡下で胃内に留置し、胃内容量を減少)、内視鏡的スリーブ状胃形成術(ESG:内視鏡下で胃を内側から縫い縮める)、吸引療法(AT:内視鏡下で胃内にチューブを留置し、胃の内容物を体外に除去)、胃腔内一次肥満手術(POSE:内視鏡下で胃壁にひだを形成し、胃腔を縮小)、幽門部シャトル留置術(TPS:内視鏡下で幽門部にシャトル[連結した大小のバルブ]を留置し、消化を遅らせる)の5つが承認されている。EBMTは減量に有効であることが確立しており、減量が治療につながるNAFLDについても新たな治療法となる可能性がある。そこで著者らは、EBMTがNAFLDの血清学的・組織学的および画像上のバイオマーカーに効果があるかを確認するため、今回の解析を行った。

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