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Clin Gastroenterol Hepatol誌から
PPI使用はコロナ感染・重症化に影響を及ぼすか
デンマークの観察研究

 プロトンポンプ阻害薬(PPI)使用者は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染リスクがわずかに上昇するが、PPI使用と重症転帰との関連は見られないことが示された。これはデンマークで行われた観察研究の結果であり、論文はClin Gastroenterol Hepatol誌9月号に掲載された。

 SARS-CoV-2は消化管上皮細胞に侵入する可能性が示唆されているが、酸性条件下では不活化すると報告されている。そのため、胃酸分泌を抑制するPPIはSARS-CoV-2の感染リスクを高め、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の転帰に影響するのではないかとの懸念がある。そこでデンマークの研究者らは、PPIの使用とSARS-CoV-2の感染や重症化リスクとの関連を調べる観察研究を実施した。

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