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Gastroenterology誌から
ピロリ菌、標準的3剤併用療法の有効性最も低い
最善の治療法はボノプラザンを用いた3剤併用療法

 ヘリコバクター・ピロリ(以下、ピロリ菌)感染症に対する第一選択となる経験的治療の有効性を比較するネットワークメタアナリシスで各治療法の順位付けを行ったところ、ボノプラザンを用いた3剤併用療法(ボノプラザン、アモキシシリン、クラリスロマイシン)が最善の治療法であり、広く使用されている標準的3剤併用療法(プロトンポンプ阻害薬[PPI]、アモキシシリン、クラリスロマイシン)は最も順位が低い治療法であることが示された。結果はGastroenterology誌8月号に掲載された。

 ピロリ菌感染症の治療法には、胃酸分泌を抑制するPPIやボノプラザンなどと、様々な抗菌薬を併用する数多くの方法がある。今回、欧米の研究者らは、複数の治療法を比較する手法としてランダム化比較試験(RCT)のネットワークメタアナリシスを行い、ピロリ菌感染症に対する治療法の有効性を比較した。

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