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United European Gastroenterol J誌から
女性の2割が悩む便失禁、最も有益な評価法は?
IBD・非IBDに関する研究のシステマティックレビュー

 炎症性腸疾患(IBD)患者などを対象に便失禁の診断ツールの有用性を検証している、過去10年間の論文300本以上を使ったシステマティックレビューの結果が、United European Gastroenterol J誌10月号に掲載された。


 米国の成人女性の2割弱が、便失禁により影響を受けていると報告されており、炎症性腸疾患(IBD)患者での割合はさらに高い。便失禁の病態生理は複雑であり、骨盤底や肛門括約筋、随意および自律神経系など、原因となる可能性のある解剖学的構造が複数存在する。また、患者が報告したがらないため診断が容易ではなく、検証済みの明確な診断法も存在しない。そこで欧米の研究者らは、便失禁の診断法を明確化し、IBD研究で用いるべきアルゴリズムを提案するため、IBDやその他の疾患の患者における便失禁の評価について調べた。

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