駆出率が保たれた心不全(HFpEF)患者の多くは10剤以上の薬剤を服用しているという報告があるが、多剤併用と有害なアウトカムとの関連については不明なままである。TOPCAT試験の登録患者のデータを用いて事後解析を行ったところ、10剤以上の過剰な多剤併用は、全入院や重篤な有害事象のリスク上昇と関連することが示された。この結果はCirculation: Heart Failure誌11月号に掲載された。
海外論文ピックアップ:循環器
Circulation:Heart Failure誌から
HFpEFでの多剤併用は全入院と重篤な有害事象のリスクを高める
TOPCAT試験の事後解析の結果
2022/01/06
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