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BMJ誌から
CABG後のグラフト閉塞予防効果が高い薬は?
抗血小板薬と抗凝固薬のネットワークメタアナリシス

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 カナダWestern大学のKarla Solo氏らは、冠動脈バイパス手術(CABG)後のグラフト閉塞予防に用いられる抗血栓療法の有効性と出血リスクを比較したランダム化比較試験(RCT)を対象にしたネットワークメタアナリシスを行い、抗血小板薬2剤併用のグラフト閉塞リスクが最も低く、大出血、心筋梗塞、死亡リスクには差がなかったと報告した。結果はBMJ誌電子版に2019年10月10日に掲載された。

 冠動脈多枝病変患者の多くにとってCABGは好ましい治療だが、治療後も主要な心血管有害事象のリスクは高い状態にある。懸念の1つが、伏在静脈グラフトの閉塞だ。初年度のグラフト閉塞の発生率は最大で30~40%、10年間では最大70%にもなると報告されている。それでも伏在静脈は、CABGでグラフトとして最も多用されている。

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