フランスInsermのEloi Chazelas氏らは、住民ベースの前向きコホート研究を行い、加糖飲料や100%フルーツジュースの消費量が多い人は、何らかの癌を発症するリスクが高いと報告した。結果はBMJ誌電子版に2019年7月10日に掲載された。

 加糖飲料や人工甘味料は、肥満、高血圧、2型糖尿病を増やすことが報告されている。しかし、加糖飲料と癌の関係を調べた研究は少なく、結果も一貫性がなかった。そこで著者らは、フランスで現在も進行中のNutriNet-Santeコホート研究に参加している人のデータを利用して、加糖飲料、100%フルーツジュース、人工甘味料の消費量と、癌の発症リスクの関係を調べることにした。

 NutriNet-Sante研究は食習慣と健康の関係を調べるため、18歳以上の成人を対象にして2009年に開始された研究で、インターネット経由でウェブ上の質問票に回答してもらいデータを集める方式を採用している。誕生日、性別、教育レベル、喫煙状態、子供の数、身長と体重、食品摂取頻度、身体活動度、本人の病歴と家族歴、月経の状態、使用薬などの情報を回答してもらっている。また、研究参加施設にボランティアの参加者を招いて、診察を受け、体脂肪率や内臓脂肪の

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