スウェーデンの主要な休暇シーズンと、世界規模の大きなスポーツイベントが行われた期間の、心筋梗塞による入院のリスクを16年間にわたって調べたスウェーデンLund大学のMoman A Mohammad氏らは、1年中で最も発症率比が高いのはクリスマスイブで、心筋梗塞を起こしやすいのは75歳以上、糖尿病患者、冠疾患の病歴がある人だったと報告した。詳細は、BMJ誌電子版に2018年12月12日に掲載された。

 心筋梗塞の短期的な危険因子としては、情動的なストレス、激しい運動、低温曝露、大気汚染などが知られている。また、地震、ハリケーン、戦争、スポーツイベント、株価の乱高下なども、心筋梗塞リスクの上昇と関連づけられていた。心血管死亡が最も多いのはクリスマスと新年の休暇であると報告している研究もある。しかしいずれの研究も、心筋梗塞ではない症例を分析対象に含めていた可能性があり、正確な発症時間は不明だった。

 著者らは、サーカディアン・リズムの乱れが心筋梗塞の短期の危険因子になり得るという仮説を立て、ウェブを利用したスウェーデンの全国患者登録システムで、症状発症に最も近い時刻が記録されているSWEDEHEARTのデータを分析してみることにした

心筋梗塞はクリスマスイブにやってくる?の画像

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