カナダMcGill大学のDevin Abrahami氏らは、英国のGPの診療データベースUK Clinical Practice Research Datalink(CPRD)の情報を分析して、インクレチン関連薬のDPP-4阻害薬GLP-1アナログを使用すると、他の第2選択薬または第3選択薬を使用している2型糖尿病患者に比べ、胆管癌リスクが増加していたと報告した。結果はBMJ誌電子版に2018年12月5日に掲載された。

 インクレチン関連薬の糖尿病治療における有効性は示されている。一方、インクレチンが、まれだが致死性の高い胆管癌の発生に関係する可能性が危惧されている。例えば、胆管細胞にはGLP-1受容体が発現されており、肝内胆管癌患者由来の腫瘍組織では、GLP-1受容体の発現が上昇していること、In vitroとin vivoにおいて、GLP-1受容体の活性化が胆管癌細胞の増殖を促進し、アポトーシスを抑制すること、などが報告されている。しかし、これらの薬を使用している患者の胆管癌リスクについては、一貫した結果が得られていなかった。そこで著者らは、これらの薬が2型糖尿病患者の胆管癌リスクの上昇に関係するかどうかを明らかにするために、住民ベースのコホ

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