SGLT2阻害薬は2型糖尿病治療の選択肢の1つになっているが、安全性に関する懸念が浮上している。スウェーデンKarolinska大学病院のPeter Ueda氏らは、スウェーデンとデンマークの全国規模の診療データベースを利用したコホート研究を実施し、SGLT2阻害薬による治療を開始した患者は、条件をマッチさせたGLP-1アナログで治療を開始した患者よりも、下肢切断と糖尿病ケトアシドーシスの発症率が高かったと報告した。詳細は、BMJ誌電子版に2018年11月14日に掲載された。

 CANVAS Programでは、プラセボを投与された患者に比べ、カナグリフロジンを投与された患者では、下肢切断のハザード比が1.97(95%信頼区間1.41-2.75)、骨折のハザード比は1.26(1.04-1.52)になったと報告された。また、米食品医薬品局(FDA)の有害事象報告システム(FAERS)は、SGLT2阻害薬が、糖尿病性ケトアシドーシス、急性腎障害、重篤な尿路感染症を引き起こす可能性を指摘している。

 これまでに行われた、あるいは現在進行中の臨床試験は、特定の患者集団を対象としており、まれにしか発生しない有害事象について分析するには規模が小さく、質も低かったため、SGLT2阻害薬の安全性は必ずし

SGLT2阻害薬はGLP-1アナログより下肢切断リスクが高いの画像

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