妊娠中のメトホルミン使用が胎児の成長に悪影響を与えるかどうかは、議論があり結論が出ていない。英国Ulster大学のJoanne E Given氏らは、欧州の先天異常患者登録のEUROCATのデータを解析して、妊娠初期にメトホルミンを使用しても、先天異常リスクは上昇していなかったと報告した。結果はBMJ誌電子版に2018年6月25日に掲載された。

 メトホルミンは1950年代から、2型糖尿病の治療に用いられている。英国では2008年から、妊娠糖尿病患者と、妊娠前から2型糖尿病だった妊婦で、メトホルミンの利益がリスクを上回る女性に対してメトホルミンの投与が推奨されている。また、メトホルミンは多嚢胞性卵巣症候群患者に対する治療法としても、若い女性に投与されている。

 妊娠中のメトホルミン使用が先天異常リスクへ与える影響については、研究によって結果にばらつきがある。しかも、大半の研究は試験デザインが最適化されたとは言え

メトホルミンは先天異常を増やしていないの画像

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