開腹手術の際に創縁を細菌汚染から守る目的で使用される創縁保護具の有効性を調べる多施設ランダム化比較試験(RCT)の結果、これらのデバイスは標準的な術中ケアと比較して手術部位感染(SSI)リスクの低減が期待できないことが明らかになった。英Old Queen Elizabeth HospitalのThomas D Pinkney氏らの研究で、詳細はBMJ誌電子版に2013年7月31日に報告された。
海外論文ピックアップ BMJ誌より
BMJ誌から
開腹手術時の創縁保護具はSSIを減らさない
英国で行われた多施設RCTであるROSSINI試験の結果
2013/08/13
大西 淳子=医学ジャーナリスト
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