大腸切除術後の非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)の使用と、再手術が必要な縫合不全(吻合部漏出)の関係を調べたコホート研究で、術後7日間に2日以上ジクロフェナクの投与を受けた患者の縫合不全リスクは、NSAIDsの投与を受けなかった患者の7倍にもなることを示すデータが得られた。デンマークCopenhagen大学のMads Klein氏らが、2012年9月26日付のBMJ誌電子版に報告した。
海外論文ピックアップ BMJ誌より
BMJ誌から
大腸切除術後のジクロフェナクは縫合不全リスクを高める可能性
リスクはNSAIDs非使用患者の7倍、デンマークのコホート研究
2012/10/11
大西 淳子=医学ジャーナリスト
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