健常人でリウマトイド因子(RF)が高値を示す人は、低値を示す人に比べて、その後の関節リウマチ(RA)罹患リスクが高いことが、デンマークCopenhagen大学病院のSune F Nielsen氏らの前向きコホート研究で明らかになった。最もハイリスクだったのは、RFが100 IU/mL超で50~69歳の喫煙女性で、10年絶対リスクは32%だった。論文は、BMJ誌電子版に2012年9月6日に掲載された。
海外論文ピックアップ BMJ誌より
BMJ誌から
リウマトイド因子高値の健常人はその後のRA罹患率が高い
100 IU/mL超だと10年間で39倍、デンマークのコホート研究
2012/09/21
大西 淳子=医学ジャーナリスト
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