混合型経口避妊薬の静脈血栓塞栓症(VTE)のリスクは、プロゲストーゲンの種類やエストロゲンの用量によって変わるのだろうか。この疑問を検証するため、大規模コホート研究を行ったデンマークCopenhagen大学のOjvind Lidegaard氏らは、第2世代のレボノルゲストレルを使用している女性に比べ、第3世代と第4世代の経口避妊薬を使用している女性は、VTEリスクが2倍以上であることを明らかにした。論文は、BMJ誌電子版に2011年10月25日に掲載された。
海外論文ピックアップ BMJ誌より
BMJ誌から
第3、第4世代の経口避妊薬のVTEリスクは第2世代の2倍以上
第3世代薬使用者の絶対リスクは10件/1万人・年
2011/11/10
大西 淳子=医学ジャーナリスト
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