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エリアレビュー・腎細胞癌
転移性腎細胞癌の逐次治療における薬剤選択と切り替えのタイミング【泌尿器科学会2014】
千葉県がんセンター前立腺センター・泌尿器科 深沢賢氏、山形大学腎泌尿器外科学講座 加藤智幸氏、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部泌尿器科学分野 高橋正幸氏、近畿大学泌尿器科学教室 野沢昌弘氏

2014/06/13
(編集部)

 進行性腎細胞癌に対する薬物療法は、血管内皮増殖因子受容体チロシンキナーゼ阻害薬VEGFR-TKI)、mTOR阻害薬の合計6剤が使用可能になり、有効な全身療法がサイトカインしかなかった時代に比べ、今や格段の治療選択肢を誇るようになった。さらに、現在も新しい機序の薬剤開発が進められている。

 しかし、選択肢が増えたことで、目の前の患者に対し、どの治療を選択すべきか、どの薬剤が最適なのか、1次治療の次は何を選べばよいのか、といった疑問を抱えることになった。

 これらの疑問に回答すべく、国内外のエビデンスとこれまでの治療経験をもとに最適な治療戦略を議論するため、4月24日から神戸市で開催された第102回日本泌尿器科学会総会のシンポジウム12「進行性腎細胞癌の薬物療法 ─最適なSequential therapyを考える─」(座長:徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部泌尿器科学分野教授 金山博臣氏、山形大学腎泌尿器外科学講座教授 冨田善彦氏)が開催された。

 シンポジウムでは、千葉県がんセンター前立腺センター・泌尿器科の深沢賢氏、山形大学腎泌尿器外科学講座の加藤智幸氏、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部泌尿器科学分野の高橋正幸氏、近畿大学泌尿器科学教室の野沢昌弘氏が、それぞれ1次治療の選択、2次治療の選択、3次治療以降の選択、薬剤の切り替えについて講演した。

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