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記者の眼

島根の総合診療医の育成に注目したい理由
「総合診療って楽しい!」を伝えたい

 2021年10月27日。著者は、神無月の東京から神在月の出雲に向かった。島根大学医学部附属病院総合診療医センターの和足孝之氏に会うためだ。本来なら5月にうかがうはずが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大で延び延びになっていた。和足氏の米国留学が11月に迫ったことから急遽、時間を割いていただいた。

 取材のきっかけは「総合的な診療能力を持つ医師養成の推進事業に島根大学が採択される」というニュースだった。厚生労働省が2020年度から行っている事業で、島根大では事業1年目の今年3月に医学部附属病院に総合診療医センターが誕生した。昼夜を問わず、総合診療医の育成に取り組んできた和足氏の努力が結実した瞬間でもあった。和足氏は、事業2年目の4月に副センター長に就任している。

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