日経メディカルのロゴ画像

記者の眼

寄生虫とコロナと衛生仮説
寄生虫感染がCOVID-19の重症化を抑える可能性

 腸管寄生虫に感染している患者は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化リスクが低かった──。これは、エチオピアのCOVID-19患者を対象に行われた、寄生虫感染とCOVID-19重症化リスクの関連を調査した前向きコホート研究の結果だ(Wolday D, et al. EClinicalMedicine. 2021;39:101054.)。寄生虫非感染者では42.0%(467例中196例)でCOVID-19が重症化したのに対し、寄生虫感染者(イベルメクチン非投与)では7.8%(284例中22例)と重症化の割合が有意に低かったという(関連記事:寄生虫感染がCOVID-19の重症化を抑える可能性)。

この記事を読んでいる人におすすめ