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記者の眼

副反応経験者に3回目接種を促すことは、今までよりきっと難しい

 いよいよ日本でも、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種(ブースター接種)を行う方向性が固まってきました。2021年9月17日の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会では、ワクチン3回目接種を実施する方針が示され、了承されました(外部リンク:3回目接種実施決定「間隔8カ月以上」 医師らに年内にも)。田村憲久厚生労働大臣は9月21日の記者会見で、年内にも3回目接種を開始できる体制整備の必要性を示しています(外部リンク:3回目接種「年内にも体制整備を」 厚労相)。

 記者として情報を収集している限りは、2回目接種から一定期間経過後にワクチンの有効性が低下する、3回目接種後に中和抗体価が増加する──など、3回目接種の実施を後押しする要素は多いと見ています。しかし、2回目接種で発熱の副反応を経験した一市民としては、3回目接種を多くの人に受けてもらうことは、これまでより格段に難しいのではないかと感じます。その理由を端的に言えば、3回目接種の対象者には、多くの「副反応を経験した人」が含まれるからです。

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