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 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が収束せず、患者が増加し続ける中、筆者が悩んでいることがある。子どもがかぜ症状を呈した際に、いつ受診するか──だ。今回は、子どものいち保護者として、素人ながらどんなことを考え受診をしているか、自身の体験をまとめてみようと思う。

 筆者の子どもは、大型客船ダイヤモンド・プリンセス号内でCOVID-19の患者が集団発生し、様々な報道がされているころ産声を上げた。新生児期を過ぎ、外出できるようになったときには「三密回避」がうたわれ、乳幼児が他の子どもと関わることのできる児童館や遊び場は全て休館となっていた。また、2020年の冬はインフルエンザなど例年流行する感染症もさほど流行しなかったこともあり、ある意味感染対策はバッチリ。一方で、感染症に曝露する機会が少ないまま過ごしてきた。

 そんな子どもも今春から保育園への登園を始め、集団保育による感染症の洗礼を受けている。毎朝、平熱であることを確認してから送り出しているものの、月に1~2回は保育園から「37.5度以上の発熱がある」と連絡を受け、そのたびに5日くらいは自宅療養だと覚悟を決める日々が続いている。

 今夏、大人ではCOVID-19が猛威を振るっていたが、小児ではRSウイルス感染症が大流行していた。TwitterなどのSNS(交流サイト)で小児科の医師たちが「RSウイルスの患者が増えてきた」とつぶやき始めたころ、筆者の子どもが通う保育園でも、次々と子どもたちが鼻水、咳、発熱といったかぜ症状を発症。集団保育の中で感染症から逃れられるわけもなく、筆者も鼻水を垂らし発熱を呈した子どもを保育園に迎えに行くことになった。

 お迎え時、念のため保育園側に園内で流行している感染症を尋ねたところ、「特に把握はしていない」という返答だった。保育士からは受診を勧められたが、たとえすぐ受診したところで「鼻水と発熱症状だけでは判断ができない」と帰されるだろうと思われた。

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