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 厚生労働省は2021年3月26日の社会保障審議会医療保険部会に、「オンライン資格確認等システム」の本格運用を2021年10月まで延期することを報告した(関連記事:オンライン資格確認、本格運用を10月まで延期)。もともとは3月下旬に開始予定だったが、病院や診療所、薬局の導入準備が遅れていること、プレ運用でデータ不備によるエラーが生じていることなどを考慮した。

 オンライン資格確認とは、医療機関・薬局において、レセプトのオンライン請求のネットワークを介して患者の保険資格をリアルタイムに確認できる仕組みのこと。保険資格の確認には、マイナンバーカード健康保険証のいずれかを使う。マイナンバーカードを使う場合、患者自身が「顔認証付きカードリーダー」で本人確認を行い、保険資格を照会することで最新の情報を自動的に取得できる。保険証を使う場合は、保険者番号、記号・番号・枝番、生年月日などの入力は必要だが、最小限の項目を入力することで最新の情報を取得できる。

 さらに、保険資格の確認にマイナンバーカードを使う場合、患者の同意を得られれば、過去に処方された薬剤や特定健診の情報も閲覧できるようになる。薬剤情報はレセプトから抽出するため、入院中(DPCを含む)に使った薬剤の情報も得られる。

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