日経メディカルのロゴ画像

写真1 バーチャル開催されたESC2020のセッション風景 背景はCG画像による置き換え。登壇者は司会者とディスカッサントで、演者は遠隔地(所属組織など)からの画像がリアルタイムで投影された。(提供:欧州心臓病学会)

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック一色となった2020年が幕を閉じた。2019年までは何の疑問もなく行われていた学会や研究会、研修会などは、多人数が1カ所に集まる(以下、これをリアル開催と称する)ことから「三密」の状態が避けられず、主催者は否応なしにインターネットによるバーチャル開催への移行を迫られた。写真1は欧州心臓病学会会議(ESC2020)で配信されたストリーミング画面のスナップショット(後述)だが、直前の大幅な開催形式の変更に多くの学会関係者が翻弄されたことは想像に難くない。

 「配信が途中で止まる」といったアクシデントは多々あったものの、日経メディカル Onlineの会員医師を対象に行ったアンケートでは、7割が学会のバーチャル開催を肯定的に評価していた(関連記事)。今回のパンデミックを機に社会の仕組みが大きく変わり、流行が終息しても元に戻ることはないとするニューノーマル論をよく耳にするが、ワクチンの普及などによってCOVID-19の制御が可能になった以降も、学会のバーチャル開催は定着するのだろうか。

この記事を読んでいる人におすすめ