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 米国臨床腫瘍学会(ASCO)と並ぶ世界規模の癌の学会である欧州腫瘍学会(ESMO)が、ちょうど9月の4連休に重なる日程で行われた。ASCO同様、バーチャルでの開催になったのは残念だったが、学会の目玉であるPresidential Symposiumで発表された11件のうち、3件が日本の研究者からの発表だったのは驚きだった。

 ここでは、ESMOで発表された、各癌種への標準治療を変え得る発表について、いくつか紹介したい。

 まずは、胃癌。今回、全世界で行われたフェーズ3試験であるCheckMate-649試験の結果、進行胃癌に対する1次治療として抗PD-1抗体ニボルマブと化学療法の併用療法が、化学療法のみの場合よりも全生存期間(OS)と無増悪生存期間(PFS)を有意に延長できることが報告された(関連記事)。

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