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 京都大学で抗PD-L1抗体の抗腫瘍効果に関する研究に携わり、成果を2002年に修士論文とし、また共同第一執筆者として米国科学アカデミー紀要(PNAS)に論文が掲載された研究者が、本庶佑氏と小野薬品工業に対して「オプジーボ」(一般名ニボルマブ)に関する特許権持ち分の一部移転を求めていた訴訟で、2020年8月21日、東京地裁は原告の請求を棄却した(東京地裁平成29年(ワ)第27378号)。裁判所は、原告は共同発明者とは認められないとした。

 特許法では、複数の人が共同の研究によりアイデアを思いついた場合、共同発明として、特許出願は共有者全員でなされなければならないとする。

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