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 新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、6月にウェブで開催された第80回米国糖尿病学会学術集会(ADA2020)。今期大会の注目演題の1つが、米国で4番目のSGLT2阻害薬であるエルツグリフロジン(日本未発売)の心血管安全性を評価した、VERTIS-CV試験だった。

 2時間のシンポジウムは淡々と進行、主要な結果が一通り示された後に、SGLT2阻害薬を被験薬とした既報の試験とVERTIS-CVを統合した新たなメタアナリシスが紹介され、「SGLT2阻害薬の心血管リスク抑制効果はVERTIS-CVを加えても一貫していた」という結論で締めくくられた。そのとき、私はふと既視感に襲われた。「主要結果もそこそこに、メタアナリシスによる解釈を詳しく解説するプレゼンテーション、少し前にも見たことがあるぞ」──。

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