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 片手に持ったスマートフォンから、誰もが無数の情報にアクセスできるようになった今、「正しい医療情報の見極め方」は、たくさんの書籍が発行され、いくつものイベントが行われる関心の高いテーマとなっている。筆者は、医療情報に触れる機会が多い素人(医療資格なし)であり、職務的にも怪しい情報を取り上げないよう注意して情報を選別しなければならない立場の人間だからか、こうしたイベントに登壇させていただくことがままある。

 「医療情報の見極め方」として言われている内容としては、例えば厚生労働省の「『統合医療』情報発信サイト」がよくまとまっているのでご覧いただきたい。情報の出所と根拠をチェックし、適切な対照群と比較された結果なのかを確かめ、因果関係を見定め、ベネフィットとリスクを比較しよう──といった内容だ。私もこれまで、だいたいそんなことを伝えてきた。その上で、「最終的に判断するのは自分になるので、自分のために、このような方法で情報を精査しましょう」とか言ってきた。私が業務で医療情報を見極めるときのやり方について話していたつもりだ。

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