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 2020年2月7日、厚生労働省中央社会保険医療協議会中医協)が2020年度診療報酬改定案を了承し、答申を行った。2020年度改定は、「医療従事者の負担軽減、医師等の働き方改革の推進」が重点課題と位置付けられ、医師等の勤務負担の軽減やタスクシフト・シェアを促す見直しが多く行われたほか、入院医療では医療機能や患者の状態に応じた評価がさらに進められる内容となった。

 こうした中、中医協を継続的に取材してきた筆者には、個人的に残念に思ったことがある。それは、かかりつけ医機能を有する医療機関に対する評価である「機能強化加算」の見直しが軽微にとどまったことだ。

 機能強化加算は、かかりつけ医機能を有する医療機関における、専門医療機関への受診の要否の判断等を含めた診療機能を評価した加算だ。施設基準を満たして届け出を行った場合、「初診料」「小児かかりつけ診療料」に80点を加算できる。同加算は大病院とかかりつけ医の役割分担を図るために2018年度改定で新設され、改定の“目玉”の1つとされた。

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