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 2009年に公開された映画『アバター』。ジェームス・キャメロン監督が製作した3D作品で、史上最高(当時)の興行収入を記録したのでご覧になった方も多いでしょう。自分の分身(アバター)が活躍するストーリーは映画ではよくあるプロットであり、こちらも大ヒットした『マトリックス』シリーズも同類です。私がこれらの作品に強く引かれるのは、自分は寝たままでも分身が活躍してくれるという(都合の良い)シチェーションに憧れているからかもしれません(映画の中では、分身を操る主人公は死の危険と隣り合わせなのですが…)。

 自分の分身が活躍する未来が、あと10年もしないうちに実現するかもしれない──と感じさせる取り組みがあります。それが、オリィ研究所(東京・港区)が2019年10月7日から23日まで大手町に期間限定で開設した「分身ロボットカフェDAWN」です。「寝たきりの難病患者でも働ける」ことをコンセプトに掲げています。昨年に続き2回目の取り組みで、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年には常設で運営していく計画です。テレビでも紹介されたので、ご覧になった方も多いでしょう。
 

オリィ研究所の吉藤健太朗CEO(右)と難病患者が操作している分身ロボット(左)

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