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花粉症薬の保険外しで医療費は増えるかもの画像

 アレグラやクラリチンといった花粉症の薬を、医療保険の適用から外して全額自己負担にすべきだとの提言を、健康保険組合連合会(健保連)が8月に発表したことが話題になっています。OTC類似薬の保険外しの議論は今に始まったことではありません。ただ、その保険外しの効果については疑問符が付きます。逆に医療費が増えてしまうことにならないでしょうか。

 健保連が主張する保険外しの対象は、「OTC薬で代替可能な処方薬」です。主に念頭に置かれているのはOTC薬が存在するアレグラ、クラリチン、アレジオン、ジルテックなど8種類の第二世代抗ヒスタミン薬で、一部点鼻薬や点眼薬も含まれます。これらを保険から外すことで最大600億円の薬剤費が削減できると健保連は試算しています。

 ですが、知り合いの薬剤師に話を聞くと、「そんなことやったって、先生が保険の利く薬に処方を変えてしまうから意味ないよ」と笑っていました。

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