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おびえる母と「人生会議」はできるのかの画像

 私事だが、先日父が急性心筋梗塞を起こし、緊急入院となった。幸い救命に成功し、現在は社会復帰もした。ただ、今回は復帰できたが、いざというとき父や母はどう意思決定をしたいのか、家族内でこれまで話せてこなかった。今回の父の罹患をきっかけに、私は家族と「人生会議」を行うべく、決心を固めて帰省した。

 「人生会議」は、厚生労働省が「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」を普及・啓発するための愛称だ。厚労省のウェブサイトには、「もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族などや医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取り組みのこと」とある。ロゴマークまで作成し啓発を行っているが、言葉自体はまだ浸透したとは言い難い。実際に、8月19日から9月3日にかけて、日経メディカル Onlineの医師会員4144人にアンケートを行って聞いてみると、「人生会議」という言葉を知っていた人は1124人(27.1%)で、3割に満たなかった。

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