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記者の眼

クリニック内に「学習塾」を開いた院長の思い

 神奈川県相模原市の住宅街に立地する、みその生活支援クリニックの2階には、多目的スペースが用意されている。スタッフミーティングなどの院内活動だけでなく、住民向けの様々なサービスの場として使うことを想定して作ったものだ。現在の活動の中心は「学習支援」。非常勤の講師を雇い、学習障害があったり、様々な事情から学校の授業に付いていけなくなってしまった子どもなどに勉強を教えている。

 このように書くと小児科診療所のように思われるかもしれないが、実は同クリニックは、高齢者を中心に訪問診療を行う在宅療養支援診療所。「学習支援が必要な人は少なくないが、公的サービスや一般の学習塾でカバーするのは難しい。そうしたケースへの指導スキルのある方(高久修氏)と出会い、講師をお願いした。彼が中心となって進めてくれて、徐々に利用者が増えつつある」と院長の小野沢滋氏は語る。今後は、子育てや介護で就労が難しい女性に対する支援も手掛けたいと考えている。

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