転倒や誤嚥など、要介護者の日常のリスクの予防と対応は、介護施設・介護事業者の運営で大きなウエートを占める。人手不足が解消されない中、センサー技術などによる見守りの効率化が図られてはいるが、こうした事故をゼロにすることはできない。入所者や利用者が負傷あるいは死亡した場合、家族との間で紛争や訴訟に発展することも珍しくなく、事業者側のリスク管理体制の整備は大きな課題となっている。
そうした状況下、ある特別養護老人ホームの入所者の死亡が看護職員の過失として、業務上過失致死の有罪判決が下った刑事訴訟の展開が介護業界で注目を集めている。
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