保険医療としての癌ゲノム検査が、いよいよ始まります。紆余曲折を経て、6月に保険点数が収載されることになりそうです。収載時には新聞やテレビでも大きく報道されるでしょう。ですが、今のままだと患者の期待を大きく裏切ることになりかねません。癌ゲノム検査を国民皆保険でカバーしようとしたために、悪夢のような事態が起きようとしています。

 その悪夢とは。具体的に言えば、治療を待つうちに患者がバタバタ死んでしまい、実施した癌ゲノム検査が何の役にも立たないという事態が多発する恐れがあることです。

日本の癌ゲノム医療が招く「悪夢」の画像

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