これから人口減少と少子高齢化が急速に進む日本において、急務とされているのが、医療ニーズの激変に合わせた地域医療体制の再構築だ。人口減少によって患者数が減るばかりでなく、少子化・高齢化によって医療ニーズの中身も変わる。2055年に向けた疾患別の入院患者数の推計によると、悪性新生物はほぼ現状と変わらないが、肺炎・心疾患・脳血管疾患といった高齢者に多い疾患は入院患者数が大幅に増える(図1)。

公立病院の改革を左右する首長の存在の画像

ログインして全文を読む