来週は、いわゆるノーベル賞ウイークだ。本来ノーベルウイークとは、ノーベル賞授賞式がスウェーデンの首都ストックホルムで開催される12月10日を中心とする、各種の式典が開催される時期を指すのだが、日本ではなぜか受賞者が発表される10月初旬をノーベル賞ウイークと称しているので、本稿でもこれに倣う。

 日本時間で10月1日夕刻の生理学・医学賞の発表から始まり、物理学賞、化学賞と、水曜日までに自然科学3賞が発表される。日本人による自然科学3賞の受賞は、1949年に湯川秀樹氏が物理学賞を受賞して以来、2016年の大隅良典氏までで合計22人。このうち、生理学・医学賞の受賞は2010年までは利根川進氏のみで、物理、化学などの工学系に比べて日本の基礎医学は弱いと目されていた。しかし、2012年山中伸弥氏、2015年大村智氏、2016年大隅良典氏と相次いで日本人が生理学・医学賞を受賞し、基礎医学も欧米に引けを取らない研究レベルであることを示した。

 さて、今年も日本人科学者によるノーベル賞受賞はあるだろうか? 日経メディカルの姉妹誌である日経バイオテクでは例年、読者を対象にウェブでアンケート調査を実施。日本人による生理学・医学賞もしくは化

ノーベル賞、今年の日本人の受賞は?の画像

ログインして全文を読む