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 医学部医学科の入学試験制度の問題で、東京医科大学が揺れている。文部科学省の前局長が逮捕された事件をきっかけに裏口入学不正入試が行われていたこと、女子受験者の合格率が抑えられていた事実が明らかになった。

 東京医大の内部調査委員会によると、同大学は2018年度入試における一次入試で文科省前局長の子どもを含む6人の受験者に10~49点の不正な加点をしていたという。さらに、二次試験の小論文において、全員の点数(100点満点)に0.8の係数をかけた上で、現役男子、1浪・2浪男子にはそれぞれ20点ずつ、3浪男子には10点の加点を実施。4浪以上の男子および女子は100点満点を取っても80点しか得られないように調整していたことなどを公表した。

 あくまで内部調査の過程ではあるが、「女性は結婚、出産、育児により長時間労働ができなくなるから」「多浪生は入学後の伸びが少ない傾向がある」「医師になった後すぐに独立しがち」といった意見を基に不正が行われたとみられている。

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