ICT活用に始まり、人工知能(AI)やビッグデータ、ブロックチェーンなど、テクノロジーが医療の課題を解決するという話をよく聞く。テクノロジーは医療の救世主なのだろうか?
その答えはイエスでもあり、ノーでもある。医療を救うかもしれないのは、そのテクノロジーそのものではなく、アイデアだからだ。アイデア次第で、テクノロジーは医療を救いもするし、役立たずにもなる。
医療は人が生きる限り必要なもので、産業としてなくならないと考えられている。そこで、既存・新規にかかわらず、多くの企業が医療業界に参入しようとしている。しかし、診療報酬制度という特殊なルールがある医療業界では、純粋な資本主義が通用しない。また、医療にはインフラの側面もあるため、規制が多い領域でもある。
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