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 IT(情報技術)を駆使して、長期入院している子どもに「授業」や「自然」を届ける──。そんなユニークな活動をしている人たちがいると聞き、会いに行った。

 ボランティア団体ICF(Improve Children's Future、代表:鹿児島大学医学部6年の山本道雄氏)は昨年11月、鹿児島市立病院の小児病棟と市内の小学校の教室をインターネットで結び、入院中の小学生に授業を中継する試みを始めた。
 
 授業を中継する「遠隔授業」の仕組みは至ってシンプル。教室と病院にそれぞれカメラを設置し、インターネットで映像を配信する(写真1、2)。教室には、壇上に立つ教師を撮影するカメラと、座って授業を受ける生徒らを撮影するカメラの2つを設置。それぞれの映像を、病院の2つのスクリーンで大きく映すことで、臨場感が得られるよう工夫している。

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