12月10日、スウェーデンのストックホルムでノーベル賞の授賞式が開催される。ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった東京工業大栄誉教授の大隅良典氏も先日、授賞式に向けて出発した。大隅氏は様々な場面で、基礎研究の重要性について発信してきた。受賞決定を受けた10月3日夜の会見で、大隅氏が発した「役に立つかどうで科学を捉えると社会はダメになる」という言葉は、日本が今まさに突き進んでいる出口志向の科学技術政策への皮肉にも聞こえた。

ノーベル賞受賞の大隅氏と優れた臨床医の共通点の画像

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