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 「漢方製剤の1番といえば?」──。多くの医療関係者は、葛根湯を思い浮かべるだろう。ところが、東洋漢方製薬(東洋)の1番は安中散であり、葛根湯は13番である。三和生薬(三和)の葛根湯は17番だ。

 なぜ同じ漢方製剤の中で番号が一致していないのか。そもそも漢方製剤の番号は、誰がどのような経緯で付けたものなのか──。ムクムクと疑問が湧いてきて、調べてみることにした。漢方製剤に詳しい読者の方は既にご存じのことだと思うが、せっかく調べたので、同じような疑問を抱いている方のために、漢方製剤の“トリビア”を簡単にまとめてみたい。

 本サイトの医薬品情報データベース「治療薬インデックス」のメンテナンスを委託している株式会社システムヨシイによれば、商品名と番号が一致しない漢方エキス製剤は非常に多いという。漢方製剤ごとに屋号と漢方薬番号を一覧にしてみると、想像以上に番号に多様性があることが分かる。東洋と三和が違う番号を付けているものが多いが、それ以外にも茵ちん蒿湯はクラシエだけが402番で、ツムラなどは135番だったりする(表1)。

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