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記者の眼

罹って分かった「大人の手足口病」の相違点

 日経メディカル Onlineでお伝えしている通り、今夏は「手足口病」が大流行している(参照記事:「感染症情報 手足口病が2年ぶり急増(2015/07/03)」)。筆者の娘が通う保育園でも1歳児クラス全員が手足口病に感染する事態(当然、娘も感染)になるなど、患者数は現在も増えていると思われ、今後も感染拡大に注意を払う必要があるだろう。

 手足口病は、軽い発熱と文字通り「手足口」などに水疱性の発疹が現れるもので、根治療法はなく、発症後は水分不足に気を付けて静かに過ごせば自然に治まる疾患だ。ただし髄膜炎や脳炎に発展する可能性もあるので、経過観察は重要だといわれている。

 筆者が幼児の頃に感染したかどうかはまったく覚えがないが、保育園のスタッフや妻の話から「子どもの病気」だと信じ込んでいた。 国立感染症研究所の「手足口病」を説明したページでも、

本疾患は4歳位までの幼児を中心に夏季に流行が見られる疾患であり、2歳以下が半数を占めるが、学童でも流行的発生が見られることがある。また、学童以上の年齢層の大半は既にこれらのウイルスの感染(不顕性感染も含む)を受けている場合が多いので、成人での発症はあまり多くなく、男子に多い傾向が見られる。

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