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 病院を分割して病床構成を再構築する急性期病院が登場し始めた。一方を高度急性期に特化した病院にし、他方は地域包括ケア病棟などを整備した病院にして地域との“懸け橋”にするといった具合だ。

 代表的なのは、佐久総合病院などを運営するJA長野厚生連。今年3月、高度医療に特化した佐久医療センター(長野県佐久市、450床)をオープンした。1944年に開設した佐久総合病院から高度急性期機能を分離して、新病院を開設した形だ。

 これに伴い、821床あった病床のうち351床を現・佐久総合病院に、450床を佐久医療センターに振り分けた。現・佐久総合病院は1~2次救急医療や回復期リハビリテーション、慢性期医療、在宅医療をカバー。佐久医療センターは特定集中治療室(ICU)、ハイケアユニット(HCU)のほか、救命救急センターや癌診療センターなどを整え、重症患者を受け入れる体制とした。

有名な高度急性期病院も急性期後・回復期病床を整備
 これまで一貫して急性期医療の提供に専念してきた社会医療法人慈泉会の相澤病院(長野県松本市、502床)も来秋、28床を切り離して、地域包括ケア病棟で構成する新病院をオープンする方針だ(図1)。

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